埼玉県知事選、行田氏が入院 陣営は出馬辞退促す方針

 任期満了に伴う埼玉県知事選(25日投開票)が8日告示されるが、出馬表明していた元参院議員の行田邦子氏(53)が6日、熱中症の疑いで入院した。各地で集会を開くなど活動を活発化させていたが、連日の厳しい暑さで体調を崩したようだ。この日夕、さいたま市内のホテルで行う予定だった知事選に向けた政策発表会は中止となった。(黄金崎元、竹之内秀介)

 行田氏の入院を受けて後援会幹部や支援者らは6日、さいたま市内で会合を開き、今後の対応を協議。行田氏の政治家としての将来を考慮し、今回は出馬をとりやめるよう促す方針で一致した。今後、行田氏本人の意向を確認するが、出馬は難しいとみられる。

 会合に参加した支援者の男性は「非常に残念だが、病気のことだから仕方がない。まだ若く将来があるので、今後のことを考えた結果、みんなの意見が一致した」と語った。

 知事選は4期目の現職、上田清司知事は出馬せず、16年ぶりに無所属新人同士の争いとなる。

 これまでに出馬表明しているのは行田氏のほか、スポーツライターで元プロ野球選手の青島健太(61)=自民、公明推薦、野党4党が支援する前参院議員の大野元裕(55)、NHKから国民を守る党の医師、浜田聡(42)、元高校教諭の武田信弘(65)、元不動産鑑定士の山口節生(69)の5氏。

 行田氏が知事選出馬を辞退すれば構図は大きく変化し、青島、大野両氏による事実上の一騎打ちとなりそうだ。

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