昨年の7月西日本豪雨の水害被害額 1兆1580億円で過去最大

 国土交通省は30日、平成30年の全国の水害被害額(暫定値)が1兆3500億円で、昭和36年の統計開始以来、台風が相次いだ平成16年、長崎市の眼鏡橋が被災するなどの水害が発生した昭和57年に続く3番目になったと発表した。特に7月の西日本豪雨による被害は1兆1580億円で、単独の豪雨による被害としては昭和51年の台風17号などによる被害額8844億円を上回り、過去最大となった。

 平成30年の都道府県別の水害被害額は岡山県が最大で4028億円。これに広島県が3447億円、愛媛県が1257億円で続いた。3県ともに統計開始以来最大で、西日本豪雨の被害の大きさを示している。西日本豪雨では、死傷者が678人、被災建物は5万5148棟、浸水面積は1万8500ヘクタールと大きな被害となった。

 国土交通省では昨年9月に西日本豪雨の被害額の速報値を1兆940億円と発表していたが、調査が進む中で、被害額はさらに大きくなった。

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