参院選、有名人23人の当落大予測! 元アイドルに格闘家、地方アナも… 「政党名」記入増で著名人有利とは限らず

 【参院選2019】

 夏の参院選(21日投開票)で、各党はあの手この手で得票数アップに努める。無党派層を意識して、著名人やタレントを続々と擁立しているが、政策も語れない候補では効果はマイナスになりかねない。夕刊フジでは、元女優の山東昭子氏から、元「モーニング娘。」の市井紗耶香氏まで計23人をピックアップし、情勢分析に定評のある選挙プランナー、松田馨氏とともに、当落の可能性を予測した。

 「子育ての当事者が国政には少なすぎる。これからの子供たちのため、社会全体で子育てを支援していく必要がある」

 立憲民主党から比例で立候補する市井氏は3日、大阪市のJR京橋駅前で、雨の中、5分間ほど街頭演説した。国民的アイドルグループ「モーニング娘。」出身とあって知名度は抜群で、たちまち人だかりができた。

 市井氏は6月29日、都内で初の演説後、記者団には「選挙戦では子供4人の子育てと両立し、できるだけ全国を回り、訴えたい。(当落の可能性は)まだ、何とも言えません」と語っていた。

 松田氏は、立憲民主党について、改選9議席が「選挙区12、比例11の計23議席」に増えると予測する。市井氏については「優勢」と判定した。

 同党からは、元格闘家の須藤元気氏や、ボーカルグループ「RAG FAIR」の元メンバー、奥村政佳氏らも出馬する。

 自民党では、元F1レーサーの山本左近氏が目玉だ。社会福祉法人を経営し、政治団体「全国老人保健施設連盟」の推薦を受けて国政に挑戦するが、こちらは厳しい戦いを強いられそうだ。

 公明党や共産党は、著名人らには頼らない顔ぶれで勝負する。

 参院選の比例は、衆院選の比例と異なり、「政党名」以外に「個人名」でも投票できる。「個人名」でも、政党の獲得票として数えられる。そのため、有権者が著名人や人気タレントの名前をこぞって書けば、政党の得票数を増やせると、政党側も期待している。

 だが、別表のように、皮算用通りにはいかないようだ。

 松田氏は「最近の選挙では『個人名』より『政党名』を書くケースが増えている。その割合は1対3で、仮に著名人候補の熱烈ファンでも、実際には政党名を書く傾向にある。しかも、全世代にわたって爆発的な知名度がある候補者となると、そうはいない。今回の顔ぶれもそうだ。著名人だからと、必ずしも選挙に有利だとはかぎらない」と指摘する。

 一方、選挙区では、地元メディアのアナウンサーの擁立が多いようだ。

 松田氏は「特に、アナウンサーは政治や社会にも明るく、重宝がられる。人前で声が通る演説ができるのも、ポイントだ」と語る。

 国会議員に当選すれば、国民の血税から、年間約1550万円の歳費と、年2回のボーナス(計約520万円)、文書通信交通滞在費が年1200万円、立法事務費(会派向け)が年780万円などが支出される。

 有権者の視線は、相当厳しくなっている。

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