参院選第一声詳報 幸福実現党・釈量子党首「消費税は5%に、憲法9条改正を」

 参院選が公示された4日昼、幸福実現党の釈量子党首は東京・JR有楽町駅前で第一声を上げた。釈氏は「国を繁栄させ、国民一人一人を豊かにしたい」と述べ、消費税率5%への引き下げや憲法改正などを訴えた。詳報は次の通り。

 有楽町駅ご通行中の皆さま、幸福実現党党首、釈量子でございます。ありがとうございます。本日、参院選の火ぶたが切られました。私たち幸福実現党、今回は9つの選挙区で候補者を擁立いたしました。そして全国比例区、3人が出馬します。合計12人、全身全霊、不惜身命(ふしゃくしんみょう)戦います。どうぞよろしくお願いします。

 令和最初の国政選挙である参院選。この選挙において私たちが訴えていくことは何か。この日本の国々の中で、お一人お一人を幸福にしたい。幸福実現党、その名の通り、幸福の実現。お一人お一人の幸福を実現するために政策を訴えてまいりたいと思っております。

 では、どんな政策が、皆さまのためにご用意させていただいているのか。私たちは政治の仕事、政府の仕事は3つあると思っております。

 まず1つ目、国を繁栄させ、お一人お一人を豊かにすること。2つ目、国民の安全と安心を守ること。そして3つ目に、この日本がこれから良くなっていくんだと、今日よりも明日、昨日よりも今日と本当に良くなったねと実感できる国づくり。つまり、これからの未来がどう開けていくかというビジョン、繁栄の目標が必要だと考えております。この未来の青写真を描くことこそ、政治の最も大事な仕事ではないでしょうか。

 昨日の党首討論。私も拝見しましたが、論点がかみ合っていないという報道もございます。あるいはワンイシュー(一つの争点)で選挙を戦う政党もございます。しかし、私たち幸福実現党は今の日本、大きな大国としての使命を果たすには、ワンイシューでは駄目だし、また政策に矛盾がありながら投票されるような、そんな選挙でも駄目だと思ってます。

 ナチスドイツは、国民は矛盾する政策(だと)知っていたんです。知っていながら投票して生まれたのがナチスでした。こういった政策の矛盾、しっかり見抜いていただきたい。中国と仲良くしつつ、国防は米国に頼る、これは矛盾していないでしょうか。消費税を下げると言って、庶民の暮らしのためと言いながら、大企業への増税、富裕者への増税、資産課税、こうしたものをどんどん並べる。矛盾していないでしょうか。

 幸福実現党はこうした日本の政党の中で、この国民の暮らしをしっかりと温めていく経済政策、国民を守る国防政策、そして国の繁栄のビジョン、この3つを掲げて戦ってまいりたい。

 今回の選挙は次の日本がどうなるか、これを懸けた戦いではないでしょうか。参院選6年の任期、少なくとも2025年までの日本がどうあるのか、これを懸けて戦います。

 日本をもっと豊かにしたいんです。そのために私たちは訴えてまいりました。減税、規制緩和、そして未来への投資。なぜかこの日本、世界の中で30年間全く成長していない。米国では3倍、ドイツでは2倍、経済が成長している中、日本は30年間全くほとんど経済成長しないという異常事態です。これを何とかしようではありませんか。そのために私たちは、先ほど言った減税、規制緩和、国防、そして未来投資、この3つを掲げて訴えてまいりました。

 まず減税です。今回、消費税凍結をするという政党がたくさんございますが、私たちは凍結にとどまりません。減税したいと思うんです。消費税を5%に下げたい。これが私たち幸福実現党のいの一番、日本経済復活のファーストポイントでございます。では、こういう話をすると、財政はとか、年金はとか、いろんなお声がございます。しかし皆さん、消費税が上がってどうなったのか。

 この日本、消費税が5%から8%に3%上がりました。その結果、皆さんお財布締めたんじゃないですか。どのくらい締めたかご存じでしょうか。この消費税が8%に上がってから、平均的なご家庭で、なんと年間34万円もお財布を締めたんです。年間34万円消費しなくなった。

 これは大変なことでございます。丸々1カ月この有楽町・銀座、この周辺の皆さまがお買い物しなくなっている。この有楽町や銀座もインバウンドの消費、外国人がたくさん多いところになりましたが、日本人はお買い物しなくなりました。

 地方に行ったら、みんな駅前の百貨店倒産しております。シャッター通りができるわけです。消費税を上げてから、景気が悪くなって売り上げが減ると、お父さんの給料が減る。お父さんの給料が減ると、肩を落とすお父さんの姿を見て、またお母さんがお財布締める。この負のスパイラルがずっと続いているんです。

 これを断ち切ろうというのが減税政策なんです。これは個人の懐に現金をいくら入れるよりも、よっぽど効果がある経済政策でございます。実際にこの減税で成果をあげている国がございます。米国です。トランプ大統領の大減税で、米国は大変景気が良くなりました。私たちはこの減税という言葉さえ出ない日本の中において、安い税金、小さな政府を掲げて戦っていこうと思っております。

 また、この日本の中で、社会主義的な政策が多すぎます。働き方改革、それから最低賃金の引き上げ、これ社会主義の道をまっしぐらです。地方の方に行きますと、「最低賃金すぐに上げたら(従業員の)クビを切らなきゃいけなくなる。もうやっていけない」と。「働き方改革も勘弁してくれ」と。こういう話、山ほど聞いてます。

 これが保守の政策ですか。私たちは、こうした社会主義的な政策、間違っていると思っております。また野党は減税、消費税減税と言いますけれども、資産課税の導入、法人税贈与税の強化。こうしたさまざまな増税策がびっしりと並んでいる大・大・大増税政党です。

 唯一の減税政党として、皆さまの暮らしを守っていきたいと思います。日本の道筋は1つ、安い税金、小さな政府、自由な経済です。そして2つ目、国防政策です。この国を守り、そして未来にこの日本を残していくためには、大きなイノベーションの時を迎えております。隣の中国共産党の覇権主義が世界の脅威となり、日本にも迫っております。

 私は昨年、国連人権理事会中国審査の会合に参加しました。そこで話し合われていたことは何か。皆さまもご存じでしょう。今日は朝日新聞にその記事も載っておりました。ウイグルでは強制収容施設ができまして、なんと100万、200万の方々が収監されていて、私もウイグルの方から「家族と連絡がつかない」「生きてるのか、死んでるのかもわからない」と涙をもって訴えられました。

 私、いても立ってもいられなくなりまして、国連に行ったんです。国連で聞いたのは何か。私たち、これまで日本人が善意で手助けをしてきたあの中国が、たいへんな人権抑圧国家に変わっているんです。

 チベットもそう。ウイグルもそう。それだけではありません。香港の若い人たちが、自殺をする人も出たというじゃありませんか。自分の国が一国二制度、嘘だ、巻き込まれて飲み込まれていく。もうこれは香港じゃないと立ち上がっているんです。選挙の自由もないあの香港で行動できること、デモぐらいなんです。台湾もこの年初に武力行使も辞さないと習近平国家主席が言いました。

 今この脅威が、この日本にも迫ってきております。私たちは、そのような世界情勢の変化の中で、決断を迫られていると考えます。トランプ大統領も「米国の若い人が血を流す中、日本人はソニー製のテレビでその攻撃を見ているだけだろう」と言いました。

 自分の国は自分で守るという日本人の覚悟、これが問われているんです。徹底的にこの日本、自分の国を自分で守る。そのような決断ができる国にならないと、いつまでたっても大人の国ではありません。主権国家じゃないんです。主権国家と当たり前の姿勢、これを取り戻すために、憲法9条の根本的な改正、これを行ってまいります。

 防衛費の倍増、これも当たり前です。自分の国をしっかり守れる体制作りのために予算をしっかりと確保する。これも私たちは訴えてまいります。

 そして、この日本を守るためにも、安全・エネルギーの分野です。ホルムズ海峡、日本のタンカーが爆破されました。自分の国のエネルギー、これを守るのも国会議員のいの一番の仕事じゃないでしょうか。

 南シナ海も危ない中、このシーレーン(海上交通路)を守るためにも、私たち動かないといけませんが、もうひとつ、原発の再稼働、これはしっかりと進めなければならないと考えます。原発の新増設も、この経済の成長、エネルギー需要を考えたときに、真正面から向き合わないといけない問題だと思っております。

 そして最後、3点目でございます。この日本が未来に向けて、素晴らしい国になるための青写真を描きたいんです。どこの国でも、この国の繁栄の目標ございます。エネルギー革命を起こすとか、あるいは月に行くとか、火星に植民都市を持つとか、さまざまなフロンティアをどう開こうか、未来をどうやって明るくしようか。そうした希望の目標、どこの国でも掲げてます。

 しかし日本にはそれがございません。私たち幸福実現党は、この未来を開きたいんです。新しい産業を育てたいと思います。宇宙、航空、防衛産業、ロボット、エネルギー、こうした未来の基幹産業、金のなる木を育てるために、この10年で100兆円の投資をしたいと思います。

 そして未来において、私たちは外交においても、しっかりと政策を掲げていきたいと思います。台湾も二度と見捨てません。台湾を守るためには、この日本と台湾の間の基本法がございません。正常な国と国としての関係を目指していきたいと思います。日台基本法、あるいは交流をできるような、そうした法律を作ってまいります。そして香港の自由化も支えていきたいと思っております。

 日露の間にも、平和条約を締結することで、ロシアや北朝鮮、こうした国を抑える大きな一手になると考えております。私たちは、この日本が世界の大国になるビジョンがあるんです。

 最後に、私たちは宗教政党です。日本では抵抗を感じる方が多いかもしれません。しかし、米国の大統領は常に聖書に手を置いて宣誓し、ドイツのメルケル首相はキリスト教(民主)同盟です。中東の国はイスラムの教えに基づいて、国の判断をしております。これからそうした宗教の紛争がある中で、日本が仲裁役となるためにも、宗教を軽く見たり、あるいは否定するような政治家、こうした方々は実は日本の政治家として、もうやっていけないんじゃないでしょうか。

 古来、精神的な大国である日本。神様を信じ、仏様を信じるこの日本。その政治の奥にそうした神々の理想がある、これ世界で当たり前なんです。そうした日本の強みを生かして、私たち幸福実現党、戦ってまいりたいと思います。

 最後にもう一度申し上げます。安い税金、小さな政府、消費税を5%に下げて、一人一人を豊かにします。自分の国は自分で守る、この方向に向けて、私たち幸福実現党は憲法9条の根本改正いたします。そして3番目に国民一人一人が希望の持てる国づくり、これを目指してまいりたいと思います。ありがとうございました。全国の皆さまとともに、幸福実現党、明日の未来のあるべき日本の姿を懸けて戦ってまいります。がんばるぞ。ありがとうございます。

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