参院選第一声詳報 国民民主党・玉木雄一郎代表「国民の生活、暮らしを守る政治を取り戻す」

 参院選が公示された4日、国民民主党の玉木雄一郎代表は静岡県掛川市内のホテルで第一声を行い、「国民の生活と暮らしを守る政治をもう一度取り戻そう」と訴えた。詳報は以下の通り。

    ◇

 皆さん、おはようございます。今日も足元が悪い中、こうして中に入れないぐらい多くの皆さんにお集まりいただきましたこと、国民民主党代表の私からも心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。

 今日はもちろん掛川城で出陣式だと思って。朝早く起きて、心を奮い立たせてここにやってまいりました。掛川城といえば山内一豊ですから、私、四国の出身なので何かの縁を感じますよね。やられた側かもしれませんが(笑)。

 ただ、新幹線に乗って、こちらに来るとき、今日は雨が降っていましたから富士山は見えませんでしたけれども、美しい田畑、茶畑、みかん畑を見ながらここに来ました。やっぱり地方、地域はいいな。そんなことを感じながら、農家の長男としても、私農家の長男なんですよ。心を躍らせながらここに来ました。

 そして富士市を過ぎたころから、工場がいっぱい見えてきて、小さい頃、教科書で習ったような工業地帯。そしてここで毎日汗を流して一生懸命働いている、そんな地域を間近に感じながらここにやってまいりました。ここ静岡県には働く人の声があります。現場に一生懸命頑張る人の思いが詰まっています。

 今回の選挙は、これからの日本の政治の未来を占う、あるいは決める、そんな選挙であるということをぜひ皆さんと共有したいと思います。

 今の政治、皆さんも見ていてどうですか。本当に国民のための政治になっているでしょうか。昨日、私、安倍晋三首相とテレビで討論会をやりましたけど、いつもの通りですよ。聞いたことに答えない。でも聞いていないことはいっぱいしゃべる。で、時間がなくなって、予算委員会もテレビも終わってしまう。

 こんなことに慣れては駄目です。もっといい議論を、これからの日本の暮らしのあり方、政治のあり方、外交のあり方、皆さん聞きたいですよね。でもそのことが聞けない政治になっていることを変えていかなければならない。

 そしてもう一つ。国民の生活、暮らしを守る政治をもう一度取り戻しましょう。その意味では、この参院選静岡選挙区は大激戦。今の権力者と、かつての権力者を相手に庶民の代表が戦う。私はそんな選挙だと思っていますよ。もう一度、政治は国民の暮らしのために、生活のためにあるんだ。そのことをもう一度取り戻す選挙にしていきたいと思います。

 そのためにわれわれ国民民主党は、今回の選挙の大きな柱として『家計第一の経済政策』を掲げました。確かにアベノミクス、うまくいったところもあります。株価は上がりました。でも好循環を回すスタート地点を私たちは変えていきたい。これまでのアベノミクス、これまでの経済政策は、常に企業、とりわけ大企業にまず重点を置いて、そこが豊かになれば、だんだんその恩恵が中小企業に、家計に、地方に広がっていく。こういう前提で作っていました。

 でも、もう何十年もこういうやり方をやってきて、どうですか、皆さんのところに恩恵は届いていますか。届いていない人が多いんですよ。だからこそ、この好循環の出発点を変えたいんです。まず何よりも家計を豊かにすることによって、そしてGDP(国内総生産)の6割を占める消費を盛り上げ、消費する力がつけば企業はモノを作ったら初めて売れるようになります。売れて業績が上がれば、賃金を上げる余力も出てくるんですよ。この好循環を回すやり方を、消費を軸とした好循環を回す。この経済政策に変えていこうじゃありませんか。

 そして家計を重視する政策ができるのは、庶民の代表しかいないんですよ。税金を使う側、かつて使った側ではなくて、本当に働いて税金を払っている側の、そんな立場の政治をもう一度、作り上げようではありませんか。

 そして、みんなが安心して、そして何よりも、これからを生きる子供たちが夢と希望を持って、ふるさと静岡県を語れる。日本を誇れる。そんな世の中に変えていくための戦い。皆さんと一緒に勝ち抜きたいと思いますので、どうぞ皆さん最後の最後までよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

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