参院選兵庫選挙区 公明「常勝」堅持へ、与党の結束アピール

 改選数が2から3に増えた兵庫選挙区には、現職と新人の計6人が立候補。支持母体・創価学会の組織力を背景に「常勝」とされてきた公明は新人の高橋光男氏(42)を擁立、「最重点区」として総力戦で臨む。山口那津男代表は神戸・元町の商業施設前を第一声の場に選び、「国内世界の課題解決には何よりも政治の安定が必要だ。そのためには連立政権での公明の存在がなくてはならない」と声をからした。

 高橋氏を推薦する自民は、公示2日前に菅義偉官房長官が応援に訪れるなど、全面的にバックアップ。選挙事務所前で行われた出陣式には自民の国会議員も出席し、政権与党の“結束”をアピールした。それでも公明幹部は「まだまだ当選圏内にない」と引き締めを図る。

 一方で、自民は元防災相の故・鴻池祥肇氏の後継として新人の加田裕之氏(49)を擁立。県連は公明の動きに気をもむ。ある幹部は「公明から友好団体に手を突っ込まれ、引きはがされている」と危機感を募らせる。加田氏の出陣式には河村健夫・元官房長官らが駆けつけ、保守票の死守を訴えた。

 立憲民主は週末にかけ枝野幸男代表や蓮舫副代表が兵庫入りして新人の安田真理氏(41)を支援。唯一の現職、維新の清水貴之氏(45)は活動の遅れを知名度で巻き返せるかが注目される。共産新人の金田峰生氏(53)、諸派新人の原博義氏(47)も立候補している。

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