「当選する余地ない」参院選新潟、N国新人の小島氏

 次期参院選で新潟選挙区(改選数1)から立候補する「NHKから国民を守る党」新人で群馬県高崎市の会社員、小島糾史氏(43)が2日、新潟市内で記者会見し、「NHKを見たい人はお金を払う、見たくない人はお金を払わずにすむ制度に変えるべきだ」と訴えた。

 小島氏によると、同県伊勢崎市出身で、同県立伊勢崎商業高校を中退。運送会社でトラック運転手を務めるなどし、今年4月の統一地方選では高崎市議選に立候補し落選。6月から別の運送会社に勤務している。

 新潟選挙区から出馬する理由について「党ははじめは群馬から擁立する予定だった」と明かし、次期前橋市議選への立候補予定者が別にいることから「正直申し訳ないんですが、群馬から近いところで新潟へ行ってくれという話です」と説明した。

 選挙情勢については「自分は当選しないと思っている。私が当選する余地がない」と分析。一方で、当選した場合は「6年間の任期の中で、猛勉強させていただいて、県民のみなさまのために尽くしていきたいという思いはある」とした。

 選挙活動は第一声から動画サイト「ユーチューブ」で公開し、「選挙カーを使った街頭演説などで直接有権者に訴える予定はない」とした。また、ボランティアがポスター張りなどをするという。

 同党は政党要件を満たす得票率2%を目標として掲げている。小島氏は「私自身の得票の目標もその辺になってくると思っている」とした上で、「選挙区で各候補者はすべて落選すると思うが、党の名前を知ってもらいたい。NHKのことでなにかあれば、この人たちに連絡すればいいんだと」と話した。

 3年ほど前、自宅でNHK受信料の集金を断った後、同党の立花孝志代表のサイトを見つけ、「非常に納得できる。この人が言っていることが正論ではないか」と思ったという。これまでに、泣きながら電話を掛けてくる高齢女性や、自分で学費と生活費を稼いでいる一人暮らしの大学生から受信料を巡る相談を受けたという。

 NHK受信料以外に訴えたい政策として、少子化対策を挙げ「とにかく将来に対する安心感がない。だから子供がつくれない。いまの経済をなんとかしたい」とした。参院選の争点になっている憲法改正については「改正するしないは最終的には国民が判断することになる。私のコメントは差し控えたい」とするにとどまった。

 このほか、消費税率アップについては「消費税自体なくすべき。100円のものに110円払わなければならない。消費が落ち込む」、停止中の柏崎刈羽原子力発電所については「動いていない状態で各地の電力が足りているなら、そもそもいらなんじゃないかというのが私の考え方」との見解を示した。

 同選挙区では、3選を目指す自民現職の塚田一郎氏(55)=公明推薦=と、野党統一候補の無所属新人の弁護士、打越さく良氏(51)=立憲民主、国民、共産、社民推薦=が立候補を表明している。

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