自民党都連、知事選で独自候補擁立へ 小池都政「信頼に値しない」

 来年夏に予定される東京都知事選をめぐり、自民党都連(会長・鴨下一郎衆院議員)は27日、千代田区の党本部で候補者の選考委員会の初会合を開き、小池百合子知事とは別の独自候補を擁立することで一致した。会合では「現都政は都民の信頼に値しない」と批判。二階俊博自民幹事長は小池氏の再選を支援する意向を表明しているが、選考委設置は了解しているという。

 選考委は都連所属の衆院議員や都議ら計42人で構成。委員長に鴨下氏、座長に萩生田(はぎうだ)光一都連総務会長(党幹事長代行)が就任した。

 この日の会合は非公開で開催され、終了後、鴨下委員長らが記者会見に臨んだ。小池氏は再選出馬をまだ表明していないが、会合では「都民の信頼に値する都政をつくり直すため、小池都政を継続させるべきではない」との指摘があった。

 今後は小池都政の問題点や、来年の東京五輪・パラリンピック開催までの小池氏の姿勢を議論した上で、ふさわしい候補者の選考を進める。具体的な選考方法も今後決めるという。

 会見では、二階幹事長が小池氏の再選を支持する姿勢を示した点についても質問が及んだ。萩生田氏は「早く立派な候補者を選ぶようにと指示を受けている。それにのっとって委員会を運営したいと思う」と述べ、党本部と都連のねじれ関係を否定した。

 平成28年7月の前回知事選では、自民は増田寛也・元総務相を擁立し、大差で敗れた経緯がある。

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