日本産食品禁輸措置は「数カ月でいい結果出せる可能性も」 日・EU首脳会談でユンケル欧州委員長

 安倍晋三首相は27日、大阪市内のホテルで、欧州連合(EU)のトゥスク大統領、ユンケル欧州委員長と会談した。首相はEUが東京電力福島第1原発事故を受けて実施している日本産食品輸入規制の早期撤廃を求め、ユンケル氏は数カ月で応じられる可能性もあるとの見方を示した。今後EU内の手続きを経て、早ければ年内にも福島県産の大豆など一部食品について規制が緩和される見通しだ。

 首相はEUの輸入規制に関し、「震災復興は日本国民の悲願だ。早期の撤廃を期待している」と要請し、ユンケル氏は「今後数カ月でいい結果を出せる可能性がある」と応じた。

 緊張が高まる中東情勢をめぐっては、イランの核開発を制限する2015年の核合意を支持するとともに、米国やイランなど関係当事国の自制を求めることで一致した。北朝鮮の完全な非核化に向け、国連安全保障理事会決議の完全な履行の必要性も確認した。

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