トランプ氏「日本は米国を守らない」 米FOXビジネスのインタビューで

 トランプ米大統領は26日、米FOXビジネステレビの番組に電話出演し、日米安全保障体制に関し「日本が攻撃されれば米国は彼らを守るために戦うが、米国が攻撃を受けても日本は私たちを助ける必要が全くない」と述べ、日米安全保障条約に基づく日本防衛義務に不満を示した。

 トランプ氏は「日本が攻撃されれば米国は第三次世界大戦を戦う。私たちはいかなる犠牲を払ってでも日本を守る。だが、米国が攻撃されても日本はそれをソニー製のテレビで見ていればいいのだ」と語った。

 ブルームバーグ通信は、トランプ氏が側近との雑談で、日本に米国を防衛する義務がない安保条約は「一方的」と断じて破棄に言及したと伝え、日米当局が報道を否定していた。

 一方、トランプ氏は27日、大阪市内でのオーストラリアのモリソン首相との夕食会の冒頭、日本や豪州など同盟諸国との関係について「私たちは同盟諸国に良くしてきたし面倒もみてきた」と指摘。その上で、現政権がオバマ前政権から「同盟諸国との巨額の貿易赤字を引き継ぐ一方、同盟諸国を軍事的に支援してきた」とし、今後、同盟関係のあり方を「精査していく」と強調した。(黒瀬悦成、ワシントン 住井亨介)

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