政府、令和最初の国賓としてトランプ氏来日を閣議決定 22~29日の安倍首相欧米歴訪を正式発表

 政府は19日の閣議で、トランプ米大統領とメラニア夫人を5月25日~28日の日程で国賓として日本に招くことを決めた。皇太子さまが5月1日に新天皇に即位された後、最初に会見される国賓となる。

 菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は19日の記者会見で「新たな令和(れいわ)の時代に初の国賓として迎えることは、日米同盟の揺るぎない絆を象徴するものだ」と述べた。改元後にトランプ氏を国賓として招くことで、強固な日米同盟を世界に示す狙いがある。

 トランプ氏は滞在中、新天皇、皇后両陛下との会見や宮中晩さん会を予定している。安倍晋三首相との会談では、北朝鮮の非核化や拉致問題解決に向けた協力、日米の貿易交渉などが議題になる見通し。日米両政府は5月26日に東京・両国国技館で開かれる大相撲夏場所千秋楽の観戦や、海上自衛隊最大の護衛艦「かが」の視察も検討している。

 また、菅氏は安倍首相が今月22~29日の日程でフランス、イタリア、スロバキア、ベルギー、米国、カナダの6カ国を訪問すると発表した。26日午後(日本時間27日午前)にワシントンでトランプ氏と1対1の会談を行う。

 2月にベトナムで行われた米朝首脳会談の詳細について、トランプ氏から直接説明を受けるとともに、北朝鮮政策をすり合わせる。

 会談では、首相から6月に大阪市で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせたトランプ氏の来日を要請する。実現すれば、3カ月間連続で日米両首脳が相互訪問する異例の厚遇となる。米国滞在中、メラニア夫人の誕生日会も行う予定で、日米友好の象徴となりそうだ。

 米国訪問に先立つ欧州各国首脳との会談は、世界経済や外交・防衛協力について議論し、G20の成功に向けた連携を確認する。

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