安倍晋三首相、日露交渉「中身は控える」

 衆院予算委員会は12日、安倍晋三首相と全閣僚が出席して野党側の基本的質疑が行われ、外交や統計問題をめぐって論戦が繰り広げられた。首相は北方領土問題を含むロシアとの平和条約締結交渉をめぐり、色丹(しこたん)島と歯舞(はぼまい)群島の2島返還で決着させる可能性について問われたが、「交渉の中身に入っていくため、答えは差し控える」と述べるにとどめた。

 厚生労働省の「毎月勤労統計」の不適切調査問題をめぐり、事実上更迭された大西康之元政策統括官は昨年7月の就任時に前任者から「調査方法の変更があったが、今は落ち着いている」との引き継ぎを受けただけだったと述べた。

 また、大西氏は賃金構造基本統計に関し、昨年12月下旬に部下の担当室長から本来の訪問調査でなく郵送調査を行っていると報告を受けたが、総務省に報告していなかった。このときのことについて「郵送調査自体が悪いとは当時捉えていなかった」と語り、隠蔽の意図を否定した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ