安倍首相の演説要旨

【自民党大会】

 自民党大会での安倍晋三首相の演説要旨は次の通り。

 【賃上げ】

 経団連の中西宏明会長に来ていただいた。昨年冬のボーナスは経団連の調査で平均93万円で、過去最高だった。これを上回る勢いでの賃上げを期待したい。

 【統一地方選】

 地方の力、地方議会の力こそ自民党の力の源泉だ。力を合わせて勝ち抜こう。

 【参院選】

 12年前の亥年の参院選でわが党は惨敗した。当時、総裁だった私の責任だ。片時たりとも忘れたときはない。政治は安定を失い悪夢のような民主党政権が誕生した。あの時代に戻すわけにはいかない。厳しい戦いだが、まなじりを決して戦い抜く先頭に立つ決意だ。

 【通常国会】

 毎月勤労統計の問題は、徹底的に検証し、再発防止に全力を尽くすことで責任を果たす。この瞬間も(児童)虐待が行われているかもしれないとの危機感を持ち、虐待の根絶に政府を挙げて取り組む。

 【災害対策】

 東日本大震災からの復興に全力を尽くす。異次元の災害に対して事業規模7兆円の異次元の対策で、災害に強い国づくりを3年集中で進める。

 【日露交渉】

 先月、モスクワを訪問し、プーチン大統領と首脳会談を行った。2人だけでじっくりと時間をかけて平和条約について議論した。70年以上解決されなかった問題だ。容易な課題ではないが、私とプーチン大統領の手で必ずや終止符を打つ、次の世代には先送りをしないとの決意で平和条約交渉を進めていく。

 【北朝鮮】

 拉致問題の解決は私の使命だ。被害者のご家族もお年を召された。あらゆるチャンスを逃さないとの基本方針で、全力で取り組む。

 【憲法改正】

 いよいよ、立党以来の悲願である憲法改正に取り組むときがきた。自衛隊は今や、最も信頼される組織だ。残念ながら、新規隊員募集に対し、都道府県の6割以上が協力を拒否しているという悲しい実態がある。地方自治体から要請されれば自衛隊は直ちに駆けつけ、命をかけて災害に立ち向かうにもかかわらず、だ。この状況を変えよう。憲法にしっかりと「自衛隊」と明記して、違憲論争に終止符を打とう。

 【平成最後の年】

 今年は平成最後の年であり、新たな時代の始まる年だ。希望や夢のある日本を、世界の真ん中で輝く日本をともに作り上げよう。

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