岸田氏、ポスト安倍へ続く試練 細野氏自民入り、参院広島など…

 【政界徒然草】

 「ポスト安倍」に意欲を見せる自民党の岸田文雄政調会長(61)に試練が押し寄せている。岸田派(宏池会、48人)の元衆院議員と静岡5区で対立してきた無所属の細野豪志衆院議員(47)の自民党入りが浮上しているほか、夏の参院選でおひざ元の広島から2人目の党公認候補を擁立する動きもあるためだ。安易に認めれば派閥会長のメンツに関わるが、次期総裁選に向けては他派との関係や党の方針も無視できないだけに、難しいかじ取りを迫られている。

■山梨で二階派と結束も

 「山梨でせっかくうまくいっているのに…」

 岸田派の国会議員は細野氏が自民党入りを模索していることについて、こうため息を漏らす。

 細野氏は旧民主党政権で環境相などを歴任した。二階俊博幹事長(79)が自民党入りに前向きで、細野氏も水面下で二階派(志帥会、44人)の関係者らと接触しているという。

 ただ、細野氏は岸田派に所属する吉川赳元衆院議員(36)と衆院静岡5区で議席を争い、勝利してきた経緯がある。仮に選挙区を変わらずに細野氏が自民党入りし、吉川氏と競合する事態となれば、岸田氏の派閥会長としての求心力にも関わる。

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