たばこの警告表示 面積を30%以上から50%以上へ

 財務省は、たばこのパッケージに記す健康被害に関する警告表示が表面と裏面に占める面積の割合について、現在の「30%以上」から「50%以上」まで広げる方針を決めた。平成32年の東京五輪で訪日する外国人客へのアピールも狙い、国際水準並みの面積に拡大する。文字を大きくして文言の種類を増やすほか、加熱式たばこについても、専用の文言を用意する。警告表示のルール変更は15年ぶりとなる。

 現在、たばこのパッケージには、病気のリスクなどについて8種類の警告文を順番に表示することが義務付けられている。

 変更後は、表面に受動喫煙など他人の影響を警告する文言を5種類設定。裏面には、がん、心筋梗塞など、喫煙者本人の健康についての文言を5種類作る。

 表示部分の面積は表面、裏面のそれぞれ、国際規制で推奨される50%以上へと広げる。加熱式たばこは「健康への悪影響が否定できません」といった文言を記す。財務省が省令を改正するなどし、メーカーなどに対応を促す。一般的な紙巻きなどの商品は五輪開幕前の32年4月の切り替えを、葉巻など他のたばこは7月の切り替えを求める。

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