首相、閣僚の靖国参拝定着を 茨城県戦没者遺族大会

 先の大戦で亡くなった戦没者を追悼する茨城県戦没者遺族大会が4日、水戸市千波町の県立県民文化センターで開かれ、参列者が国歌斉唱の後、英霊に黙祷をささげた。

 同県遺族連合会の狩野安理事長は「戦後生まれの国民が8割を占め、戦争の記憶が風化していくことは寂しい限りだ。会員の高齢化など大変厳しい環境だが、平和の尊さと戦争の悲惨さを子や孫、ひ孫世代に語り継ぐ覚悟だ」とあいさつした。

 その後、先の大戦で父親を亡くした同県鉾田市の女性による戦争体験の発表や、参列者全員による万歳三唱などが行われた。

 大会では、首相や閣僚らの靖国神社参拝の定着や、国立の戦没者追悼施設新設構想の阻止、遺骨収集帰還事業の拡充・強化、戦没者遺族への処遇改善などを求める決議が採択された。

 同県内の戦没者は軍人や軍属、一般国民を合わせて5万8102人。

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