「拉致被害者が祖国の土踏むまで全力尽くす」菅義偉官房長官が北向けラジオのメッセージ収録

 10日から始まる北朝鮮人権侵害問題啓発週間にあわせ、拉致問題担当相の菅義(よし)偉(ひで)官房長官が3日、東京都千代田区の首相官邸で、北朝鮮にとらわれた拉致被害者に向けてラジオ放送するメッセージを収録し、「再び祖国の土を踏み、ご家族と抱きしめ合う日が必ず来るとの思いを強く持ち続けてください。政府もその日を迎えるまで全力を尽くす」と決意を語った。

 収録は、被害者や北朝鮮国民に向けて情報を発信している特定失踪者問題調査会のラジオ放送「しおかぜ」と、日本政府の短波ラジオ放送「ふるさとの風」が共同で実施。週間にあわせそれぞれ放送を始める。

 菅氏は被害者家族会と10月に初面会した経緯に触れ「長年にわたる苦しみと悲しみに思いを致すとき、申し上げる言葉が見つからない。解決には一刻の猶予もならない、その思いを新たにした」と述べた。

 また、安倍晋三首相を中心に、政府認定の有無にかかわらず全被害者を救出する取り組みを推し進めると強調し、「米国をはじめ、国際社会と緊密に連携をしていく。その上で、一番大切なのは、日本政府自身が主体的に取り組んでいくことだ」と訴えた。

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