小池都知事と松井大阪府知事、初の会談 税の偏在是正反対を確認

 東京都の小池百合子知事は16日、大阪府庁を訪れ、松井一郎知事と会談した。小池氏は冒頭、政府が平成31年度の税制改正で予定している大都市に集中する地方税を地方に再配分する偏在是正に触れ、「税制で大都市対地方の構図になっている」と指摘。松井氏も「全国知事会の仲が悪くなる。頑張れば頑張っただけ法人2税を国に召し上げられたのでは(大都市の)頑張りがいが無くなる」と同調した。

 会談は冒頭のみ報道陣に公開され、約20分で終了した。都によると、2人が公務で会談するのは初めて。会談は小池氏の呼びかけで実現した。小池氏は事前に会談の狙いを「お互い日本の成長の牽引(けんいん)役になる都市。大都市同士の意見交換の必要性は高い」と語っていた。偏在是正についてはこれまで小池氏が強く反発、大阪も全国知事会で反対を表明している。

 また、2020年東京五輪・パラリンピック開催まで2年を切った東京と、25年国際博覧会(万博)の誘致を進めている大阪は、国際的な大イベント招致・開催を通じた都市の発展、レガシー(遺産)利用が共通のテーマ。両都市では訪日外国人旅行者(インバウンド)が増加傾向にあり、五輪・万博を弾みとしたさらなる伸びも期待されている。

 会談では両イベントを通じた都市の発展に向けて、協力関係などを確認したとみられる。

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