国産木材活用を要請 小池氏 知事会代表し国交相、農水相に

 国産木材の活用推進を目指す全国知事会プロジェクトチーム(PT)でリーダーを務める東京都の小池百合子知事は8日、石井啓一国土交通相と吉川貴盛農林水産相に面会し、木材の需要創出に取り組む自治体や民間企業への支援を強化するよう求めるPTの緊急提言を提出した。

 6月の大阪北部地震によるブロック塀の倒壊で、9歳の女児が死亡した事故を受け、小池氏はブロック塀を、木の塀に転換することによる需要創出を提案。豪雨による土砂災害が相次ぎ、中山間地域の森林整備が課題となる中、PTには小池氏の呼びかけに賛同した42都道府県が参加している。

 小池氏は要請後の取材に「中山間地域の課題やブロック塀の事故を通して林業に注目が集まっている」と発言。国交省では林業に携わる人材育成の重要性について、農水省では国産木材を使用した場合の補助制度などについて話が及んだと説明したうえで、「それぞれ感触はよかった。賛同の声もいただけた。経済の原理で国産木材の需要を生みだし、新たな活用を促進していきたい」と述べた。

 10月上旬に開いたPTの初会合で、平成31年度予算の編成作業を前に関係省庁への支援強化を要請する方針が確認された。

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