震災追悼のサイレン56秒遅れ 宮城・石巻市が職員6人を懲戒処分

 宮城県石巻市は14日、東日本大震災から7年となった3月11日に犠牲者を追悼するサイレンが、事前の確認作業を怠ったため、発生時刻から56秒遅れて鳴ったとして、総務部の主任主事の男性(33)を戒告の懲戒処分にした。管理監督責任を問い部長級職員(59)ら5人も戒告処分とした。

 同市では毎年3月11日、震災が発生した午後2時46分に追悼のサイレンを鳴らしている。「待っていたのに予定通り鳴らなかった」などの苦情が市に10件以上寄せられていた。

 市総務部によると、男性は当日、サイレンを鳴らすのに手間取り、緊急時でないにもかかわらず、防災無線やラジオにサイレンを流すことができる緊急放送のシステムを使った。

 追悼サイレンを巡っては、平成28年にも機械の操作ミスで鳴らなかったとして5人を処分している。市の担当者は「28年と同様のミスで重くみた。信頼回復に努める」と話した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ