衆院憲法審幹事懇、19日に今国会初開催へ 与野党が合意

 衆院憲法審査会の中谷元・与党筆頭幹事(自民)と山花郁夫野党筆頭幹事(立憲民主)が17日、国会内で会談し、審査会の進め方を協議する幹事懇談会を19日に開催することで合意した。幹事懇談会の開催は今国会では初めてとなる。ただ、審査会で議論したいテーマについて各党に隔たりがあり、調整は難航が予想される。

 自民党は3月25日の党大会に合わせて、自衛隊の明記など改憲4項目の「条文イメージ・たたき台素案」をまとめた。その後、中谷氏が山花氏に対して幹事懇の開催を呼びかけてきた。

 これに対し野党側は、学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる財務省決裁文書改竄(かいざん)などを追及していることを理由に開催に応じてこなかった。立憲民主党関係者は、合意の背景について「幹事懇に出てしっかり野党としての考え方を伝えようという判断に至った」としている。

 審査会の運営について、自民党は改憲4項目を説明しながらも、「憲法改正に関する考え方を各党に述べてもらう」として当面はテーマを絞らない考えを幹事懇で各党に提案する。

 立憲民主党は、審査会で議論するテーマとして、森友学園問題や防衛省の日報問題が国会での課題に浮上していることを踏まえ「国政調査権」と「文民統制」を取り上げるよう求める。日本維新の会は、自民党が改憲4項目で明記しなかった「教育無償化」などを訴える構えだ。

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