参院選・党首に聞く 共産党・志位和夫委員長「安倍暴走政治全体のノーの審判を」

 参院選は民意に背く「安倍暴走政治」全体が問われます。安全保障法制・戦争法、アベノミクス、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)、原発、沖縄米軍基地の問題の全体が問われます。共産党の躍進でノーの審判を下し、チェンジの意思を示したいと思います。

 特に安保法制は、日本への武力攻撃がないのに同盟国が攻撃をされたら一緒に戦争をするものです。無法な戦争に日本の若者を駆り立てていくという殺し殺される国にしてはなりません。自民党憲法改正草案は憲法9条2項を全面的に削除し、国防軍を書き込み、海外での武力行使を無条件で可能にする内容です。立憲主義を完全に破壊するような憲法改悪を許さないということも訴えたい。

 経済政策の転換の問題もあります。アベノミクスの失敗ははっきりしました。安倍晋三首相は都合のいい数字を並べ、うまくいっていると言いますが、実質賃金は5年連続マイナス、個人消費は2年連続マイナスです。アベノミクスはやめて格差をただし、「経済に民主主義を」として3つのチェンジを掲げています。

 一つは税金の集め方。消費税増税は先送りではなく、断念すべきです。富裕層と大企業に応分の負担を求める改革で財源を作り出します。第二は税金の使い方。まず社会保障の充実や、給付制奨学金創設や認可保育所の大量増設などに使います。三つめは働き方。長時間労働の規制や、非正規を正社員にする流れをつくりたいと思います。

 全国32の1人区全てで野党統一候補が実現しました。安保法制廃止、立憲主義の回復、安倍政権打倒の大義の下に野党と市民による共闘を成功させたい。

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