大阪、緊急事態宣言の延長要請へ

 大阪府の吉村洋文知事は4日、緊急事態宣言について「現状の認識としては、宣言の措置を緩めたり解除したりするのは難しい」と述べ、延長する必要があるとの考えを示した。府は6日か7日に対策本部会議を開いて府の考えを決定する。

 吉村氏は府庁で記者団に「医療提供体制も極めて厳しい状況だ。(宣言の)解除基準や出口戦略について言える状況ではない」と強調。政府に延長を要請する場合は「(往来の多い)京都、兵庫の知事にも適切なタイミングで相談したい」とした。

 大阪では感染が収束せず、4日は884人の感染と20人の死亡を発表した。直近1週間の新規感染者は1日平均1075人と高水準で推移。重症病床の不足も解消されず、4日時点で確保済みの361床の使用率は実質124%で、92人が軽症・中等症病床や府外で治療を受けている。

 一方、3日に過去最多の60人の感染を確認した徳島県は4日、蔓延(まんえん)防止等重点措置の適用を政府に要請した。対象地域は徳島市とする方針だ。変異株の急拡大で全国的に医療体制が逼迫(ひっぱく)する中、対策強化に乗り出す地域が増えている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ