米モデルナ製ワクチン第1便、関西国際空港に到着

 米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの第1便を載せた日本航空機が30日午前、ベルギーのブリュッセルから関西国際空港に到着した。5月にも承認される見通しで、政府は東京と大阪で設置を検討している大規模接種センターでの使用を調整している。

 国内で接種が進む米ファイザー製は成田空港に順次到着しているが、関空でのワクチン受け入れは初めて。同機は午前9時ごろ着陸。カーゴドアから作業員数人がワクチンが入ったコンテナをゆっくりと降ろし、倉庫に搬入した。

 モデルナ製は米ファイザー製と同様に、遺伝情報を伝えるメッセンジャーRNA(mRNA)を使ったワクチン。保管温度はマイナス20度前後で、ファイザー製のように超低温冷凍庫の必要がない。国内での開発、流通を担う武田薬品工業が厚生労働省に承認申請している。

 関空を運営する関西エアポートは1月、到着したワクチンを30分から1時間で空港外へ搬出する体制を構築。輸入品の搬出には医薬品で通常約24時間かかるが、ワクチンの運搬や保管、通関検査を最優先し、搬出時間を大幅に短縮できるようにしている。

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