大阪府内のワクチン接種 市町村ごとの状況に差

 高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種が大阪府内の各市町村でも始まっているが、接種スケジュールや予約方法などは、自治体によって異なっている。市民の反応についても、問い合わせが殺到するなど混乱気味のところもあれば、設定したスケジュールが粛々と消化されているところも。接種をめぐる状況を、各市町村から聞いた。

 26日から予約受け付けを始めた池田市は、この日1日だけで予約が埋まった。コールセンターには1日数百件の問い合わせがあるため回線を増やそうとしたが、「突然のことで間に合わなかった」(新型コロナワクチン対策課)。市庁舎にも特設窓口を設置するなど対応に追われている。

 5月1日から予約を受け付ける東大阪市は19日に、75歳以上の高齢者向けの接種券発送を開始。すると翌20日以降、市のコールセンターへの問い合わせが、それまでの1日100件程度から800件台へと急増した。八尾市も接種券発送開始後の問い合わせが、多い日は発送前の約16倍となる約1600件となった。

 松原市は75歳以上の約2万1千人を対象に、すでに集団接種の予約受け付けを開始。接種時期を6月までとする幅を持った予約設定もあって、「現在のところ混乱などなくスムーズに進んでいる」(地域保健課)としている。

 柏原市は、23日に80歳以上、28日に75歳以上、5月7日に70歳以上、5月14日に65歳以上と段階的に接種券を発送。予約は4月30日から受け付ける。市健康福祉課は「6月に入れば供給量が増えて接種もできるようになることをわかってもらいながら、安心して受けてもらえるように対応していく」と話している。

 大型連休後の5月7日から予約受け付けを始める富田林市は、集団接種を当初予定の5月18日から5日前倒しして13日に試行。医師や看護師らが手配できる見通しとなったことで、16日に本格スタートする。「医師会などの意見もあり、準備が整い次第始めたいと判断した。少しでも早く始めることで、その後のスムーズな接種につなげていきたい」(健康づくり推進課)としている。

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