延岡へ恩返し、宗兄弟走る 聖火宮崎、イベント中止も

 東京五輪の聖火リレーは25日、宮崎県での初日を迎えた。延岡市では、拠点がある旭化成陸上部に所属し、マラソンで活躍した双子の宗茂さん、猛さん兄弟=ともに(68)=が登場。猛さんは「延岡で過ごす51年目。地元への恩返しの気持ちで走った」と話した。県内では新型コロナウイルスの感染が拡大しており、予定していた一部のイベントが中止になった。

 16府県目となるリレーは25日午前、天の岩戸伝説など、神話ゆかりの高千穂町を出発した。スタートに先立って住民らが神楽を披露。第1走者の後藤清香さん(15)が笑顔で走り抜けた。

 宗兄弟は、地元住民の演奏する太鼓が鳴り響く中、トーチを2人で持ち、沿道の拍手に手を振って応えた。聖火は日向灘沿いを南下し、日向市の大御神社やお倉ケ浜大橋、宮崎市の宮崎神宮などを通過。五輪競泳メダリストの松田丈志さん(36)が宮崎県庁でゴールした。松田さんは「心を一つにしてつなぐ聖火が、皆さんの希望の光になる」と語った。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ