医師不在の離島、フェリー巡回でワクチン接種へ 鹿児島

 鹿児島県・トカラ列島(十島村)で、今月下旬から住民向けの新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる。十島村には医師が一人もいないため、本土の医師が村営のフェリーで七つの有人島を巡回。ワクチンを保管する超低温冷凍庫(ディープフリーザー)を船に積み込んで対応する。

 十島村は、本土に近い口之島でも鹿児島市から南に約200キロの地点にあり、南北約160キロにわたる「日本一長い村」だ。各島に常駐の医師はおらず、へき地診療所に看護師が1、2人ずついるのみ。コロナ感染者は一人も出ていないものの、医療体制は脆弱で離島特有の感染リスクにさらされていた。

 十島村によると、鹿児島赤十字病院(鹿児島市)の医師3人が26日深夜にフェリーで鹿児島市を出発。最南端の宝島での接種終了は28日夕方を予定している。

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