東京・大阪、再び緊急事態宣言危機 「蔓延防止」も歯止めかからず、ワクチン確保見通しの9月までがヤマ場

 大阪府は週内にも政府に3度目の新型コロナウイルス緊急事態宣言を要請するかどうか判断する。東京都も宣言要請を視野に入れるが、先週時点で緊急事態宣言の目安となるステージ4(爆発的感染拡大)に10都府県が該当しており、対象地域が拡大する可能性もある。9月末までに接種対象者全員分のワクチン確保の見通しがたったが、これが最後の大きなヤマ場となるのか。

 19日で蔓延(まんえん)防止等重点措置から2週間となるが、吉村洋文知事は、変異株の猛威で感染に歯止めがかからない状況を見極めて強化すべき対策を判断する。

 大阪は18日の新規感染者が過去最多の1220人だった。重症者286人まで増えて重症病床はすでに不足し、42人が軽症中等症患者で治療している状況だ。

 東京の小池百合子知事も「先手の対応が不可欠だ」と強調し「緊急事態宣言の要請も視野に入れ、スピード感を持って検討するよう職員に指示した」と述べた。東京の18日の感染者は543人で、日曜日としては1月31日以来の500人超え。9人が参加した河原でのバーベキューで感染したケースもあった。

 厚生労働省の最新の指標では、大阪と兵庫県が、確保病床使用率と入院率、重症者の病床使用率、療養者数、陽性率、新規陽性者数が全てステージ4だ。

 沖縄県は確保病床使用率と療養者数、陽性率、新規陽性者数がステージ4。ほかにも奈良県が3項目、宮城県が2項目、東京と三重、和歌山、徳島、愛媛の各県で1項目が該当している。

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