自転車で観光周遊、身近に 山田川サイクリングロード全線開通 宇都宮市

 自転車ロードレースの国際大会が開催されるなど「自転車のまち」を推進する宇都宮市が整備を進めていた「山田川サイクリングロード」(約11・2キロ)が全線開通した。市北部の山田川沿いを南北につなぎ、市中心部を流れる田川沿いの田川サイクリングロード(約13・5キロ)と接続。合わせて約25キロのサイクリングが可能になる。市中心部を起点に、北部や北西部などの観光スポットに自転車での周遊が可能になるため、市では観光客増加を期待している。

 新たなコースは、田川との合流地点を起点に、終点は山田川沿いを北上した国道293号。平成27年度に着工し、旧河内町が整備していた約4キロの区間を南北に延伸した。約3メートル幅の舗装道路で、転落防止柵や案内板を設けた。

 終点の周辺には、温泉が楽しめる上河内地域交流館「ほたるの里 梵天の湯」などがある。国道293号を西に進めば「道の駅うつのみや ろまんちっく村」や大谷地区への周遊が楽しめる。

 このほか市は平成28年に道場宿緑地付近を起点として、市東部の鬼怒川を周回できる「鬼怒川サイクリングルート」(1周約8キロ)を整備。市内の各コース付近などには、駐輪ラックや空気入れを用意した58カ所の「自転車の駅」を設置するなど、「自転車のまち」定着へ取り組みを進めている。

 市道路建設課では「春には菜の花や桜が咲く自然豊かなコース。四季折々安全に楽しんでほしい」と話している。(松沢真美)

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