大阪府でもワクチン高齢者接種開始 松原市など大きな混乱なし

 新型コロナウイルスワクチンの高齢者への接種が早いところでは12日に始まり、大阪府内では松原市や高槻市などがこの日からの接種を始めた。各自治体に到着したワクチンの数量がまだ少なく、初日に接種できる人数が限られていたこともあり、大きな混乱はなかった。

 市内の公共施設でボランティア活動をしている65歳以上のうち60人に集団接種した松原市は、医師や看護師ら医療従事者に市職員らを加えた約50人をスタッフとして投入。約1時間かけて、市民体育館での接種を終えた。接種後に副反応を訴えた人はいなかった。

 接種を終えた藤井美知子さん(81)は「待ち時間は長く感じたが、注射は全く痛くなく、すぐ終わった」と振り返った。

 沢井宏文市長は「感染拡大の不安を抱える高齢者に、早い段階で接種できてよかった。あとはワクチンの供給体制さえ整えば、集団接種を市民に受けてもらう体制は準備できている」と話した。

 まず170回分が届いた高槻市は、高齢者施設での接種を開始。65歳以上は市内に約10万6千人いるが、接種開始の直前まで入手数量が判明しなかったため、施設入所者から始めたという。今後のワクチン入手時期が未定のため、現段階では接種の予約は受け付けていない。

 藤井寺市はこの日、病院に入院中の高齢者10人に接種。同じ系列の病院に入院している他の20人にも今週中に接種するとしている。八尾市は12日、高齢者施設1カ所で実施。13日は別の2カ所で接種する。和泉市は12日午後までに、到着した70回分のワクチンを市内3カ所の高齢者施設に振り分けた。施設ごとに準備が整い次第、接種を始める。

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