小熊秀雄賞に鶴見大教授・冨岡さんらの詩集  

 優れた現代詩集に贈られる第54回小熊秀雄賞が12日、北海道旭川市で発表され、鶴見大文学部教授で詩人の冨岡悦子さん(62)=東京都大田区=の「反暴力考」と、詩人、高岡修さん(72)=鹿児島市=の「蟻」が選ばれた。

 2作品が選ばれるのは、平成20年に賞が市民実行委員会主催となって以来3度目で8年ぶり。

 実行委によると、「反暴力考」は、日常生活の中の暴力に脅かされる人の声を代弁した内容で、「常識の範囲内に収まらず、実に細やかで、ユーモアもあり、面白い」と評価。「蟻」は、アリの興味深い生態を詩的に表現。「アリの世界を俯瞰(ふかん)し、人間が持つある種の先入観を外す作品に仕立てている」と、完成度の高さに評価が集まった。

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