奈良で聖火リレー 感染防止で拍手やプラカードで応援 

 奈良県で11日始まった東京五輪の聖火リレー。県内では新型コロナウイルスの感染者が急増していることから、リレー前には自治体職員が沿道に訪れた人たちに感染予防を呼びかける場面が目立った。観覧者は拍手を送ったり、プラカードやうちわを掲げたりして、感染防止に配慮しながら、ランナーを応援していた。

 正午ごろリレーがスタートした同県葛城市では、約50人の市職員が「大声での声援はお控えください」「距離を保ってください」などと書いたボードを首からぶら下げ、感染対策の周知に努めた。

 沿道では地元ボーイスカウトに所属する小学校3~5年生約20人が「がんばれ」などとかかれたプラカードや旗を掲げて応援。小学4年の男子児童(9)は、「ランナーが聖火を受け渡す姿に感動した」と笑顔だった。

 3歳の息子とリレーを見に来たという同県香芝市の男性会社員(38)は「みんなマスクを着用し、静かにして見守っていた」と話した。

 夕方からリレーが行われた同県天理市では、聖火を一目見ようと開始約1時間前から沿道の縁石に座って待つ人も。新型コロナ対策のため、スタート前に市職員らが「マスクを着用し、十分な距離を保ってください」などとスピーカーで呼びかけていた。

 同市内から祖母と見に来たという大学3年の女子学生(21)は、「出発地点は人が多いと思ったので、なるべく密を避けて人の少ないところで見た。初めて見た聖火はきれいだった」と感動した様子だった。

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