J&Jワクチンで血栓報告 EU医薬品庁が調査開始

 欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA、本部アムステルダム)は9日、米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチン接種後に、血小板の減少を伴う異常な血栓が生じた深刻な症例が4件報告されたとして、安全性を巡る調査を始めたと発表した。

 3件は米国での接種で発生し、うち1件では死亡に至った。これとは別に治験段階で起きたものが1件あった。接種との関係は「現時点では明確ではない」としている。

 欧州メディアによると、J&Jは「血栓症は全ての新型コロナワクチンで報告されている」などとする声明を発表。同社製に特有の問題ではないとの認識を強調した。

 J&Jワクチンは現在、米国だけで使用されているが、EU欧州委員会は3月、加盟国での販売を承認。今後数週間中に販売が始まる見通し。(共同)

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