前橋の豚熱発生 殺処分が完了、1万207頭 群馬

 群馬県の山本一太知事は8日の定例会見で、豚熱(CSF)感染が確認された前橋市の養豚場で進めていた飼育豚の殺処分が同日午前11時に完了したと明らかにした。処分頭数は1万207頭に上った。

 会見によると、殺処分は2日から始まり、自衛隊や県建設業協会など累計で2837人が作業に当たった。今後、清掃や埋却、消毒作業などを進め、今月中旬ごろには全ての防疫作業を終える。

 また、農林水産省と県でつくる疫学調査チームが、感染経路や飼養衛生管理などについて関係者への聞き取りなどの調査を続けている。

 群馬は約64万頭の飼育頭数を数える全国有数の養豚県で、「県の農業産出額の約2割を占める重要な産業」(山本知事)となっている。現在、豚肉の卸売り市場での価格下落などの影響はないもようだが、県は「感染豚の肉は市場に出回らない」などとして風評被害が広がらないよう正確な情報発信を続ける考え。

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