北海道・旭川で高齢者の「カラオケ」クラスター5件目発生 

 北海道旭川市は8日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が新たにカラオケ飲食店で発生したと発表した。同市では3月下旬に開催された高齢者の「カラオケ教室」でクラスターが発生。カラオケを通じて高齢者の間に感染が広がっており、一連のクラスターは今回の店で5件目となった。

 5件の感染者は高齢者を中心に計39人に上り、家族ら関係者14人を合わせると計53人に拡大した。高齢の感染者は原則入院となるため、同市内の病床使用率は上昇を続けている。8日午前9時時点の使用率は約45%となった。

 同市によると、今回のカラオケ飲食店の感染者は従業員1人と客4人の計5人で、年代別では70代1人と80代1人、非公表3人。このうち最初に陽性と判明した70代女性客は、3件目クラスターが発生した店の70代男性客2人の濃厚接触者として検査を受けていた。

 同市では昨年11~12月に大規模な病院クラスターが相次いで発生し、医療態勢が逼迫する事態となった。当時は院内で感染が広がったのに対し、カラオケ教室に始まった一連のクラスターは活動的な高齢者がいろいろな人と会うことで感染が拡大している。

 北海道では8日、4人の死亡と79人の感染が確認された。8日までの道内の死者は計768人、感染者は延べ2万1512人(実人数2万1452人)となった。8日午後6時時点の患者数は898人で、このうち重症者は19人。

 8日に道内で死亡が確認されたのは、札幌市の70~90代男女4人。

 新たな感染者は、札幌市51▽旭川市9▽函館市1▽石狩地方2▽胆振地方8▽上川地方2▽オホーツク地方3▽十勝地方2▽釧路地方1-の79人。札幌市では感染経路の分からない感染者が増えており、8日の新規感染者51人のうち29人が経路不明となっている。

 また、変異株に感染した疑いのある道内の感染者は、8日までに計465人となった。

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