第92期ヒューリック杯棋聖戦 永瀬王座が準決勝進出 本戦4強決まる

 将棋の現役最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)=王位=への挑戦権を懸けた第92期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント(本戦)の準々決勝、永瀬拓矢王座(28)-菅井竜也八段(28)戦が7日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、永瀬王座が126手で勝ち、準決勝に駒を進めた。

 これで本戦の4強が出そろった。準決勝の組み合わせは、前棋聖の渡辺明三冠(36)=名人・棋王・王将=対山崎隆之八段(40)、永瀬拓矢王座(28)対中村太地七段(32)。永瀬王座と中村七段は2度目の棋聖挑戦を、山崎八段は初の棋聖挑戦をそれぞれ目指す。

 挑戦者は今月下旬には決まり、藤井棋聖との五番勝負は6月上旬に開幕する予定。

 準々決勝最後の対局は平成4年生まれの同学年同士の対決となった。

 永瀬王座は横浜市出身。安恵照剛八段門下で21年、四段プロデビュー。タイトル獲得は王座2期、叡王1期の計3期。棋戦優勝は2回。昨年度の成績では自身初となる最多対局賞(69局)と最多勝利賞(44賞)を受賞した。

 棋聖戦では第87期に挑戦権を獲得。羽生善治棋聖(当時)と五番勝負を戦ったが、フルセットの末に敗退した。前期は挑戦者決定戦で藤井聡太七段(現棋聖)に敗れ、挑戦を逃した。今期はシードで本戦から出場し、1回戦で屋敷伸之九段(49)に勝った。

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