マスク着用「あと数年間は必要」 英のワクチン接種責任者が指摘

 英イングランドで新型コロナウイルスワクチンの接種責任者を務めるメアリー・ラムジー博士は、世界各国でワクチンの接種が進むまで、英国でマスク着用や社会的距離の確保といった対策が「あと数年間は必要になる」との見方を示した。英BBC放送が報じた。

 ワクチン接種が進む英国では感染者が激減する一方、フランスやドイツでは変異株が猛威を振るい、流行の第3波が起きている。ジョンソン英政権は5月にも海外旅行を認める方針を示しており、英国民がワクチンに耐性のある変異株を海外から持ち帰ることで感染再拡大につながることが懸念されている。

 英国は昨年12月、日米欧の中でいち早くワクチン接種を開始し、すでに2700万人近くが1回目の接種を受けた。今年1月から実施しているロックダウン(都市封鎖)の効果もあり、新規感染者数は減少傾向にある。 こうした中でジョンソン英政権は、早ければ5月17日から海外旅行を認める計画を公表した。ラムジー氏は「(英国内でワクチンの接種が進んでも)早急に安心しないことが非常に重要だ」と警告した。

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