英製のコロナワクチン接種後に血栓の複数症例 死亡例あり、デンマークなどで接種中断も因果関係見られず

 欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)は11日、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを接種した後に血栓ができる複数の症例が域内で報告され、調査をしていると発表した。死亡例もあり、デンマークなどで接種が中断されたが、現時点で接種との因果関係を示す形跡は見られないとしている。

 10日時点で同社製を接種した500万人近くのうち、血栓関連の30の症例が報告された。EMAは、発症率は高くなく、血栓のリスクより接種による感染予防効果の方が高いとの見方を示した。

 国内では、厚生労働省が11日、20~50代の男女12人が、コロナワクチン接種後に重いアレルギー反応のアナフィラキシーを発症したと発表したが、いずれも回復や快方に向かっている。冷静に判断したい。

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