出所不明の「第4の変異株」猛威! 子供への感染例も多く防止対策に見直しの恐れ ワクチン接種が招く「変異株」拡大の好都合も

 新型コロナウイルスの変異株が目に見えて猛威をふるい始めた。感染力が強い英国株や、ワクチンの効果を弱めるとされる南アフリカ株とブラジル株の市中感染が各地で広がった。出所不明の「第4の変異株」も関東で拡大しているほか、国内独自の変異まで指摘されている。日本の現状は変異株が拡大しやすい環境にあると警告する専門家もいる。

 国立感染症研究所は9日、国内で主に報告されている英国、南アフリカ、ブラジル由来の3種類とは別のタイプが、関東を中心に3日までに394件、検疫で2件見つかったと明らかにした。南アフリカ株やブラジル株と一部共通する変異があり、再感染のリスクが高まったり、ワクチンの効果が減ったりする恐れが指摘されている。

 同研究所の斎藤智也・感染症危機管理研究センター長は「このタイプが主流になっているわけではないとみているが、引き続き実態把握に努める」と話している。海外から入ってきたらしいが詳しい経緯は分かっていない。

 広島市では1月17日以降の陽性者から変異株13件が確認され、うち少なくとも7件が英国株と判明している。英国株は、感染力が強いだけでなく、2次感染率も25~40%高いとされるほか、1・3倍の死亡リスクとの関連も指摘されている。

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