EU加盟国、域外調達も ワクチン、中東や中ロから

 欧州連合(EU)加盟国の中でオーストリアなど一部が、新型コロナウイルスワクチンの調達先としてEU域外に視線を向けている。イスラエルとの生産協力や、ロシア製や中国製ワクチンの使用を検討。EUのワクチン供給のスピードに対する不満が背景にあるようだ。

 「できるだけ多くの相手と協力することがいい」。オーストリアのクルツ首相は5日の記者会見でこう述べ、ワクチンの調達はEU域内にこだわらない考えを強調した。ロシア側や中国側と協議しているとも表明した。

 クルツ氏は4日にエルサレムを訪問し、イスラエルのネタニヤフ首相とデンマークの首相と会談した。オーストリア当局者によると、ワクチン生産施設の建設などについて協議を進めているという。

 フランスのメディアによると、オーストリアの接種率はイスラエルの10分の1程度にとどまる。(共同)

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