茨城 「イオンモール土浦」でワクチン接種リハーサル、商業施設で県内初

 茨城県土浦市は5日、新型コロナウイルスのワクチンをめぐる医療従事者向けの優先接種や4月に始まる高齢者を対象とした集団接種のリハーサルを「イオンモール土浦」(土浦市)で行った。市によると、商業施設で集団接種を行うのはイオンモールが県内初だという。(谷島英里子)

 訓練には市医師会や市職員ら約60人が参加。会場入り口で検温や予診票の確認、問診、接種、接種済証の交付、経過観察まで一連の流れを確認した。この中で、順番待ちの際に被接種者同士が密になる場面も見られた。市によると、受け付けから接種までの所要時間は1人約8分だった。

 被接種者として参加した和田まゆみさん(52)は「1番目の接種者だったので慌ただしかった」と話し、「普段、行きなれた場所なので安心できる。接種での副反応が不安だが、なるべく早く接種できれば感染リスクが減ると思う」と語った。

 市健康増進課の羽成信明課長は「接種は事前予約制なので、密にならないよう1人当たりの時間配分を改善したい」と話した。

 市ではかかりつけ医などで受ける「個別接種」を基本に、かかりつけ医がいない場合は市保健センターかイオンモール土浦の「集団接種」を各自が選択する仕組み。個別接種には市内約70カ所の医療機関が協力する。

 イオンによると、今月2日までに全国約20自治体との間で施設を接種会場として提供することが決まっている。県内にはイオンモールが4カ所あり、水戸市内のイオンモールも集団接種会場の一つに予定しているという。

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