第92期ヒューリック杯棋聖戦 菅井八段が本戦準々決勝に名乗り

 将棋の藤井聡太棋聖(18)=王位=への挑戦権を懸けた第92期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント(本戦)の1回戦、森内俊之九段(50)-菅井竜也八段(28)戦が5日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、菅井八段が90手で勝利し、準々決勝進出を決めた。菅井八段は次戦で永瀬拓矢王座(28)と対戦する。

 森内九段は横浜市出身。勝浦修九段門下で昭和62年、四段。獲得タイトルは竜王2期、名人8期(十八世名人)、棋王1期、王将1期の計12期。棋戦優勝は13回。今年度の成績は10勝6敗(勝率6割2分5厘)、通算成績は929勝586敗(同6割1分3厘)。

 森内九段は今期、2次予選から登場。窪田義行七段(48)、行方尚史九段(47)、羽生善治九段(50)に勝ち、本戦入りを決めた。

 菅井八段は岡山市出身。井上慶太九段門下で平成22年、四段。獲得タイトルはは王位1期。棋戦優勝は2回。今年度の成績は16勝15敗(同5割1分6厘)、通算成績は338勝154敗(同6割8分7厘)。

 菅井八段も今期、2次予選から出場。師匠である井上慶太九段(57)に勝ち、決勝では都成竜馬六段(31)に勝って本戦に駒を進めた。

 振り駒の結果、森内九段の先手で午前10時、対局開始。森内九段の居飛車に対し、菅井八段のゴキゲン中飛車に対し、森内九段は超速▲3七銀を採用した。菅井八段も銀を繰り出し、銀が見合う銀対抗に。飛車を捕獲した森内九段が龍を作るが、菅井八段はこの龍を圧迫。持ち時間が30分を切った森内九段に対し、菅井八段の残り時間は1時間40分余り。5段目に2枚の金が展開するなど後手ペースで進んだ。終盤、菅井八段が相手陣への飛車の打ち込みから手堅い指し回しで確実な寄せをみせ、午後6時29分、森内九段を投了に追い込んだ。

 持ち時間各4時間。残り時間は森内九段1分、菅井八段1時間1分。

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