はやぶさ2 カプセル内部は「新品同様」 一般公開へ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、小惑星リュウグウの試料を収めた探査機「はやぶさ2」のカプセルを詳しく調べたところ、状態は良好で正常に機能し、内部も試料が変質しない温度に保たれていたと発表した。

 大気圏突入時に約3000度の超高温に達したとみられるカプセルの外側は、炭化や熱分解などで黒っぽく変色していたが、形状や構造に異常はなく、内側を高熱から守る機能をきちんと発揮。内部は電子部品も含めて打ち上げ前とほぼ同じきれいな状態で、設計上の温度である80度より十分に低い常温に保たれていたことが分かった。

 JAXAはカプセルや着陸時に使ったパラシュートなどを、12~16日に相模原市立博物館、27日~4月11日に東京・上野の国立科学博物館で一般公開する。相模原市立博物館は5日必着で往復はがきによる事前予約を受け付けた。国立科学博物館はホームページでの事前予約が必要。

 カプセルの解析を担当したJAXAの吉原圭介ファンクションマネージャは「きちんと高熱から守られ、新品ではないかと思うほどの内部の美しい状態をぜひ見てほしい」と話した。

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