奈良市ワクチン接種 75歳以上を優先接種 個別接種も

 奈良市は、新型コロナウイルスワクチンの接種体制について市医師会や医療機関の代表者らと協議する連絡会議を開き、4月以降予定される高齢者の優先接種について、75歳以上の後期高齢者や施設入所者、自宅で寝たきりの人を優先して接種する方針を決めた。

 会議は19日に開催。市は16歳以上の接種対象者約31万人のうち、約7割の接種を目指す。このため、集団接種に加え、市内の200カ所の医療機関でも個別接種できるよう調整を進めるほか、高齢者施設などへの巡回接種も行う方針。

 集団接種は、ホテル日航奈良(同市三条本町)、商業施設「ミ・ナーラ」(同市二条大路南)、西部公民館(同市学園南)の3会場を予定している。

 市医師会によると、個別接種は市内約300の医療機関のうち、130カ所が協力する意向を示しているという。

 仲川げん市長は「7割の市民が接種を完了するには、約40万回の接種が必要だが、集団接種では半分程度しかできない」と説明。手続きの効率化を図るため、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用した予約の受け付けも検討しているといい、「かかりつけ医の協力を得て、スムーズな接種体制を構築したい」と述べた。

 市は3月下旬ごろから65歳以上の高齢者を対象に接種券を郵送する予定。

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