EU、ワクチン輸出73件承認 対日分の詳細は示さず

 欧州連合(EU)の欧州委員会筋は18日、新型コロナウイルスワクチンの域外への輸出申請について、日本を含む25カ国の計73件を17日までに承認したと共同通信に明らかにした。1件も拒否していないとしている。既に第1便が届いた日本に対し、その後何件承認したかなどの詳細は「情報の秘密性」を理由に明らかにできないと述べた。

 EUは1月末、EUに必要なワクチンを確保するため、輸出管理を強化し、国際社会から「ワクチン囲い込み」の懸念が示された。別のEU当局者はカナダへの輸出が「申請から数時間」で承認されたと強調し、輸出はスムーズに行われており「混乱があるとは認識していない」と述べた。輸出先は米英や中韓、南米や中東、南アフリカなど世界各地に及ぶ。

 EUはベルギーにある米ファイザーの工場などの製造拠点を抱えるが、域内への供給が製薬会社側の事情で当初見込みより削減されたり、遅れたりしたため、輸出の事前承認を柱とする管理強化に踏み切った。(共同)

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