千葉・市川、柏は「個別」方針 高齢者ワクチン接種

 4月以降に開始が予定されている65歳以上の高齢者の新型コロナウイルスのワクチン接種について、千葉県市川市は、かかりつけ医などによる個別接種で対応することを決めた。同県柏市も個別接種を基本方針として、医師会と調整している。

 市川市は、国から市内12カ所の拠点医療機関にワクチンを配送後、診療所など地域の医療機関に分配し、約110カ所で個別接種を行う計画。市内の高齢者は約10万5000人で、ほとんどにかかりつけ医がいるとみられる。コロナワクチン接種は初めてでもあり、医師会との協議で個別接種を採用することにした。

 市内約11万人の高齢者に対して個別接種を基本方針とした柏市の秋山浩保市長は「広報かしわ」の2月15日号で、「ワクチン接種は、厚生労働省により安全性の検証が行われますが、より安全性を高めるため、接種時の健康状態に関する問診、接種後の状態観察が必須とされている」などと説明。その上で「やはり、かかりつけのお医者さんに診てもらい、接種してもらうことが一番」とした。

 一方で秋山市長は「診療所や病院は通常の診療とワクチン接種を同時にしなければならず、1日当たりの接種数には限界があるため、集団接種も必要になるかもしれません」と言及した。

 これについて、市の担当者は「個別接種がベースだが、さまざまなことを想定し、医師会と話をしている」と述べた。

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