感染者減少も…新型コロナ「第4波」阻止へ“重大ミッション” ワクチンのスピード接種、緊急事態宣言解除後は人の移動が活発に

 米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンが15日にも国内で正式承認される見通しとなった。このところ新規感染者数は順調に減っているが、春以降の感染「第4波」の阻止には、ワクチンの供給確保とスムーズな接種が重大なミッションとなる。

 ワクチン第1便は14日にベルギーのブリュッセルから成田空港に届く予定。準備が整えば、17日にも同意が得られた医療従事者約1万人に先行接種する。

 65歳以上の高齢者約3600万人への接種は4月1日以降に始める構想だが、欧州連合(EU)が輸出管理を強化しており、日本への供給スケジュールは不透明な部分もある。各自治体で接種を順調に進めるための体制構築も急務だ。

 ワクチンの安全性をめぐっては、英医薬品・医療製品規制庁が、副反応が疑われるケースは0・3%の割合だったことを明らかにした。大多数は軽い症状で「接種のメリットはリスクを上回る」としている。副反応で圧倒的に多かったのは接種部位の痛みや頭痛、寒気、倦怠(けんたい)感、吐き気などだった。

 一方、英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は6日、英製薬大手アストラゼネカなどが開発したワクチンについて、南アフリカの変異株に感染した軽症者に対する効果が限定的だったと報じた。 東京都は7日、新規感染者が429人と発表した。10日連続で3桁の水準となった。

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