永世名人同士の激突 森内九段が羽生九段に勝利 ヒューリック杯棋聖戦2次予選決勝

 将棋の藤井聡太棋聖(18)=王位=への挑戦権を懸けた第92期ヒューリック杯棋聖戦2次予選ブロック別決勝、羽生善治九段(50)対森内俊之九段(50)が28日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、森内九段が90手で勝ち、決勝トーナメント進出を決めた。

 2人は小学生時代からのライバルで、“羽生世代”とされる棋士。引退後に十八世名人を襲名する森内九段と十九世名人を襲名する羽生九段との永世名人同士の激突は森内九段が制した。

 羽生九段はタイトル獲得が棋聖16期(永世棋聖)、竜王7期(永世竜王)、名人9期(十九世名人)、王位18期(永世王位)、王座24期(名誉王座)、棋王13期(永世棋王)、王将12期(永世王将)、の計99期。

 森内九段はタイトル獲得が竜王2期、名人8期(十八世名人)、棋王1期、王将1期の計12期。

 ここまで両者の公式戦での対戦は136局あり、対戦成績は羽生九段78勝、森内九段58勝。タイトル戦での激突は16回あり、防衛・奪取がともに8回で、数々の名勝負を繰り広げてきた。

 平成30年の第26期銀河戦の本戦(羽生九段の勝ち勝ち)以来の対局となった本局は振り駒の結果、羽生九段の先手。午前10時、対局が開始し、戦型は飛車先の歩を伸ばす相掛かりとなった。互いに相手陣に馬を作る激しい戦いとなり、先手玉に迫りつつ持ち駒を増やしていく森内九段が着々とリードを広げ、最後は羽生九段を投了に追い込んだ。

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