東京でコロナ変異種の市中感染か 渡航歴ない女児から検出

 厚生労働省は22日、東京都の10歳未満の女児が新型コロナウイルスの英国型の変異種に感染していたことを明らかにした。女児は新型コロナへの感染が判明した都内の40代男性の濃厚接触者。2人とも英国を含む海外渡航歴がなく、渡航歴のある人との接触も確認されておらず、都内でも英国型の変異種の市中感染が起きていた可能性がある。

 男性が変異種に感染しているかは調査中。一方、都内の22日までの感染者1453人分の検体を調べたところ、女児以外から変異種は検出されなかった。厚労省は「都内で面的な広がりがあるとは考えていないが、引き続き監視体制を強化していく」としている。

 厚労省によると、男性が今月15日に発症し、新型コロナへの感染を確認。女児は濃厚接触者として検査を受け、19日に感染が判明し、国立感染症研究所によるウイルスのゲノム(全遺伝情報)解析で英国型の変異種が検出された。女児は無症状だが、都内の医療機関に入院している。また、男性と女児の濃厚接触者2人は陰性だったという。

 厚労省はこの他、10日に英国から入国した都内の30代女性の変異種感染も確認したと発表した。女性は13日に発症し、都内の医療機関に入院している。

 国内では空港検疫を含め、英国型、南アフリカ型、ブラジル型の計50人の変異種感染を確認している。

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