いま一度確認「自宅で命を守るためにできること」 帰宅したらシャワーや入浴をしてから着替える

 【コロナ再襲来から命を守る鉄則】

 緊急事態宣言の全国拡大、時短営業にステイホーム-もう飽き飽きした方も多いだろうが、重症病床の逼迫(ひっぱく)など深刻度は増すばかり。もう一度、原点に立ち戻って、「自宅で命を守るためにできること」を専門家に聞く。

 感染症に詳しく、新型コロナウイルス感染症対策分科会のメンバーでもある、岡部信彦・川崎市健康安全研究所所長に話を聞いた。ステイホームで家族間感染を防ぐにはどうすればいいか。

 「コロナは主に飛沫感染、接触感染と考えれば、インフルエンザ予防を強化して、ノロウイルス予防を混ぜること。ノロは感染力が非常に強いのが特徴です。例えば感染者の吐瀉物を放置し乾燥してしまった場合、そこから舞い上がったウイルスだけでなく、中途半端に清掃した後に掃除機をかけたためにフィルターからウイルスの小粒子が空中のほこりに入り広範に飛散し、それを吸い込んで『ほこり感染』することがあります」

 「コロナはまだわかっていない部分もありますが、広い空間にただよう微粒子内にある病原体を吸い込む『エアロゾル感染』の可能性は低く、あっても狭い空間で数メートル程度と考えられています。生活の中でやるべきことは、これまで言われてきたように、密な場所でのマスクが必須ということ。そして換気=空気の入れ替えです。こまめな手洗いも必要。帰宅時、用を足した後、食事前は特に念入りに。人混みをなるべく避ける。これらはどんな感染症でも同じ予防策です」

 難しく考えずこれらを生活に組み込むことが身を守る鉄則だ。

 ただし、マスクのチョイスには注意したい。飛沫を防ぐためには不織布が最も使いやすく効果的だ。アゴまでかけて鼻を隠せば9割は安心。呼吸がやや苦しいが、それが飛沫の侵入や飛び出しを防いでいる証拠と言える。ポリウレタンや布マスクは不織布より効果が落ちる。フェイスシールド、マウスシールドはマスクの代わりになるような効果はない。

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